2wayプライスについて

2wayプライスというのは、ニュースでも出てくるように、買う場合と売る場合のレートのことです。このレートの差も、コストになってきます。
2wayプライスの場合は、一般にbidとaskという形で表示されています。
買う場合ではaskのレートが適用され、売る場合はbidのレートが適用されます。

つまり、外貨を買おうとすると、105.24のレートが適用され、すぐに売れば、105.20のレートが適用されるので、必ず収支はマイナスになります。つまり、このBidとAskのレートの差が小さいほど、外貨のやりとりをする人には有利なわけです
円安に振れた場合でも、ここのレートの差が大きいと、その分(数銭程度)安くなるわけですから(1ドルにつき数銭下がる)1万ドルや10万ドルになると、数銭×1万、10万で数百円、数千円の違いが出てきます。
簡単に言いますと、1万ドルのやりとりをしている場合、1銭変化すると100円の変化、10万ドルのやりとりをしている場合には、1000円の変化になります。
このことからも、2wayプライスの差は小さい方がいいことがわかります。

差は小さい方がいい

最後に、一般的な2wayプライスの差を以下に示します。
これよりレート差が大きい業者はコストが高くなると思われます。

実際には、このレートで1万通貨を買い

このレートで1万通貨を売る場合について説明します。

始めに買ったレートは、上の図から、105.24円です。
次に売ったときのレートは105.45になります。
つまり、1通貨につき0.21円儲かることになります。
合計では、2100円儲かることになります。

このBidとAskのレート表を見てもらえばわかるように、この差が大きければ、買って、売るときのレートの差が小さくなってしまいます。
今回は、売るときと買うときの差が4銭なので、これが10銭開いている場合だと、買うときのレートが105.30になり、売るときのレートが105.39になってしまうので、1通貨あたりの儲けは0.09円、1万通貨では900円になってしまいます。

つまり、BidとAskのレート差が大きくなると
2100円から900円に儲けが減ってしまうことになります。

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